/

富士フイルム、米で細胞治療薬拠点買収 100億円強

富士フイルムは27日、遺伝子改変細胞治療薬などの開発製造受託(CDMO)の拡大に向けて米バイオベンチャーの製造拠点を買収すると発表した。買収額は1億米ドル(約110億円)程度。富士フイルムはバイオ医薬品のCDMO事業を成長事業に掲げており、最先端治療分野への積極的な投資で事業拡大を目指す。

米バイオベンチャー、アタラバイオセラピューティクスがカリフォルニア州サウザンドオークスに持つ細胞治療薬の製造拠点を4月にも買収する。同拠点の従業員は約140人で生産能力は非公表。富士フイルム子会社でCDMOを手掛ける「フジフイルム・ダイオシンス・バイオテクノロジーズ」の新拠点として、細胞治療薬のCDMOを本格的に始める。

遺伝子改変細胞治療薬は体外に取り出した細胞に、疾患への攻撃性を高める治療用遺伝子を導入した細胞を入れた薬で、最先端の治療分野として開発が活発になっている。

富士フイルムはCDMO事業の拡大に向けて細胞治療薬の分野に力をいれている。20年に米ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学(MIT)などと連携し、両大学が参加する産学連携コンソーシアムに1400万ドル(約15億円)を出資。研究支援をしている。22年内にも同コンソーシアムが研究する遺伝子改変細胞治療薬などのCDMOを始める予定だ。

富士フイルムは11年にバイオ医薬品のCDMOに参入し、同事業を成長領域とみて累計で6000億円を投じてきた。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連企業・業界

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン