ナフサ、21年の高値更新 堅調需要に供給制約重なる
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石油化学製品の基礎原料となるナフサ(粗製ガソリン)の国際価格が一段と上昇し、今年の高値を更新した。原油高に加え、日用品向けを中心に需要が底堅い。8月下旬に米国を襲ったハリケーンの影響で供給が一時的に減ったこともあり、需給が引き締まっている。合成樹脂の値上がり要因になる。
指標となるアジア地区のスポット(随時契約)価格は27日、1トン727ドル前後。先週末に比べ19ドル(2.7%)高い。それまで年...
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