がん再発リスク、遺伝子で探る 「ゲノム医療」に期待
進化するがん治療④
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年間約16万人が発症し、日本で最も多くの人がかかる大腸がん。現在の標準的な治療では、手術後の再発を抑えるため抗がん剤を投与。患者は日々、副作用と闘っている。
だが抗がん剤が効果を発揮する患者は限られるのが実情だ。国立がん研究センター東病院副院長の吉野孝之は「20人のうち19人は抗がん剤の恩恵を受けていない」と語る。九州大学准教授の沖英次は抗がん剤の副作用で手足がしびれ、後遺症に苦しむ患者を何人も...
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