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アストラゼネカの慢性腎臓病治療薬、日本で初承認

英アストラゼネカは、慢性腎臓病治療薬「フォシーガ」(一般名ダパグリフロジン)が25日に厚生労働省から承認を取得したと発表した。慢性腎臓病の治療薬が実用化されるのは国内で初めて。国内に1330万人いるとされる慢性腎臓病患者の腎機能低下や死亡のリスクを下げる効果が期待されている。フォシーガの情報提供活動は小野薬品工業とともに行う。

フォシーガは血中の余分な糖を排出する作用があり、利尿効果のほか、血圧低下作用があり、腎臓の負担を減らす作用を持つ。飲み薬で1日1回服用する。慢性腎臓病患者のうち、末期腎不全や透析中の患者は適応対象外となる。

もとは「2型糖尿病治療薬」として2014年に承認をされた薬剤。その後「1型糖尿病」と「慢性心不全」の適応も取得した。このたび「慢性腎臓病」の効能・効果が追加された。

慢性腎臓病は悪化すると、透析や腎臓移植が必要になるほか、心疾患や脳卒中を発症するリスクを増加させることが指摘されている。これまで慢性腎臓病の治療では血圧を下げる薬などが使用されてきたが、国内で慢性腎臓病治療薬として承認された薬はなかった。

これまでの臨床試験(治験)では、現在の標準的な治療法と比べて死亡や腎機能の悪化リスクを39%低減する効果が確認されている。既に米国と欧州では成人の慢性腎臓病治療薬として承認されていた。

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