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アルミ圧延のUACJ、利益確定売りで下落

銘柄診断

アルミ圧延大手のUACJの株価が軟調だ。27日の東京株式市場で株価は一時前日比30円(1%)安の2441円を付けた。3月に年初来高値をつけたが、利益確定の売りが集まる。アルミ圧延品の出荷量は回復しているものの、UACJの業績が振るわず割高感が高まっているようだ。終値は11円(0.45%)安の2460円だった。

UACJは旧古河スカイと旧住友軽金属工業が経営統合して2013年に発足した。飲料缶向けの板材や自動車用押し出し材などのアルミ材を製造し、国内トップの生産能力を持つ。

株価は2819円の年初来高値をつけた21年3月中旬から13%下げている。UACJは20年度を最終年度とする中期経営計画で連結経常利益300億円の目標を掲げたが、21年3月期の連結最終損益は65億円の赤字を見込む。1月から3月にかけては景気回復期待から非鉄金属株にいったん買いが集まったものの、「UACJの利益目標に対する割高感から利益確定の売りが増えてきた」(SMBC日興証券の山口敦氏)。

モルガン・スタンレーMUFG証券の白川祐氏は23日付のリポートで「米国の家飲み需要などでタイ子会社からの堅調な輸出が続く」とした。来月発表の21年3月期連結決算で、赤字が続いたタイ子会社の黒字化が確認されるかが株価反転のカギになりそうだ。

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