小糸製、23年3月期営業益を下方修正 中国で出荷下振れ
小糸製作所は26日、2023年3月期の連結営業利益が前期比12%減の470億円になる見通しだと発表した。従来予想を65億円下回る。中国での新型コロナウイルスの感染拡大の影響で顧客への出荷が想定より減る。国内も半導体不足による完成車メーカーの減産が響く。純利益は17%減の320億円と25億円上方修正した。土地建物の売却で約120億円の売却益を計上する。
売上高は14%増の8640億円の見通しで210億円下方修正した。
同日発表した22年4〜12月連結決算は売上高が前年同期比15%増の6354億円、純利益が21%減の216億円だった。北米での新規受注があったものの、原材料や人件費の高騰が響き減益だった。
関連企業・業界
企業: