/

JFE、DXに1200億円投資 データ活用などに4カ年で

データを活用した操業を全製造プロセスに広げる(JFEスチールの千葉市の東日本製鉄所千葉地区)

JFEホールディングス(HD)は26日、2021年度からの4カ年で、データ活用による製鉄設備の自動操業などのデジタルトランスフォーメーション(DX)に約1200億円を投じると発表した。遠隔保守などのデジタル技術を使った新規事業への投資も進める。巨大設備で製造する鉄鋼業は、デジタル化の余地が大きく、DXを収益拡大につなげる。

主力の鉄鋼事業では現実空間と仮想空間を融合させる「サイバーフィジカルシステム」の取り組みを進めている。例えば基幹設備の高炉ではセンサーを使い、リアルタイムでデータを集め、仮想空間で分析しながら操業している。同社は24年度までに全製造プロセスを同様の仕組みにする計画だ。

さらにデジタルを生かした新たなビジネスにも踏み込む。これまで同社が蓄積した操業や品質管理などに関するデータに加え、技術やノウハウを新興国の鉄鋼メーカーを対象に販売する。クラウド上で立ち上げるプラットフォームを通じ、サブスクリプション(定額課金)として、こうしたサービスを外販することも検討している。

エンジニアリング事業でも同様に、従来は社内で使っていたデジタル技術の外部販売を拡充する。同社は河川水位の人工知能(AI)による予測や、プラントの遠隔保守といった事業を展開している。デジタル技術の外部販売で、24年度に年間売上高で30億円を目指す計画だ。

同日に開いたDX戦略に関する説明会で、JFEHDの北島誠也常務執行役員は「長年蓄積してきたデータやノウハウを基に事業変革を進める」と強調した。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

関連企業・業界

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン