NTTドコモ、サイバーエージェントと広告新会社
NTTドコモとサイバーエージェントは26日、広告事業に関する新会社「Prism Partner(プリズムパートナー)」を6月末に設立すると発表した。NTTドコモの顧客基盤とサイバーエージェントのインターネット広告の知見を合わせ、メーカーやゲームアプリ事業者などのマーケティングを支援する。
新会社の資本金は5億5000万円。出資比率はNTTドコモが51%、サイバーエージェントが49%。10月から事業を開始する。
NTTドコモの約8900万人の会員基盤とサイバーエージェントの持つ人工知能(AI)やデジタルマーケティングの知見を生かし、広告効果の見える化などのサービスを提供する。メーカー向けにターゲティング広告サービスを販売する。ポイントサービス「dポイント」を活用した購買行動の促進や広告効果の分析も担う。
ゲームなどのアプリ事業者向け広告サービスも開発支援・販売する。ユーザーの属性をAIなどで分析し、関心のある顧客にアプリのダウンロードや課金を促すような広告を配信する。