オアシス、内田洋行とツルハHD株を大量保有

香港に拠点を置く投資ファンドのオアシス・マネジメントが、内田洋行とツルハホールディングスの株式をそれぞれ5%超取得したことが26日、分かった。オアシスが同日関東財務局に大量保有報告書を提出した。保有目的はいずれも「ポートフォリオ投資および重要提案行為」としている。
オアシスは内田洋行株を19日に市場外で2.68%を取得し、報告書提出時点の保有比率は7.56%。ツルハHD株も19日に市場外で2.22%を取得し、5.29%を保有する。両社に対して「株主価値を守るため、重要提案行為を行うことがある」と記載した。
オアシスはアクティビスト(物言う株主)とされ、投資先企業に対して活発に意見を出している。過去には東洋製缶グループホールディングスや東京ドームなどに対して株主提案を出した。
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