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橋本組織委会長「五輪・パラの感染対策万全に」

第8回日経2020フォーラム

基調講演する東京五輪・パラリンピック大会組織委の橋本聖子会長(26日、東京・大手町)

日本経済新聞社は26日、新型コロナウイルスの感染拡大下で開催される東京五輪・パラリンピックのあり方を議論する「第8回日経2020フォーラム」を東京・大手町の日経ホールで開催した。大会組織委員会の橋本聖子会長は基調講演で、「安全・安心な大会とするために、何よりも感染対策を万全にしていきたい」と語った。

会場は無観客でオンライン配信し約600人がライブ視聴した。今回のテーマは「TOKYOから考えるスポーツの力」。橋本会長は「東京2020大会の安全・安心な開催に向けて」と題して講演した。新型コロナの感染拡大を防ぐために①来日人数削減②行動管理・健康管理③医療体制見直しの3つの徹底=「3徹」を進めていると説明した。

続いて三井住友フィナンシャルグループ(FG)の太田純社長が「三井住友FGの決意 未来への懸け橋」と題して講演。「開催自体に様々な意見がある」としつつ、「安全・安心な状況で開催されるようにサポートを続けていく」と前向きな見方を示した。

基調講演する三井住友フィナンシャルグループの太田純社長(26日、東京・大手町)

パネル討論には組織委の中村英正ゲームズ・デリバリー・オフィサー、日本障がい者スポーツ協会の高橋秀文常務理事、メンタルトレーニング指導士の田中ウルヴェ京氏、選手の栄養管理をサポートする味の素の栗原秀文チームリーダー・ディレクターが参加した。

コロナ下での大会開催の意義について、中村氏は「しっかり対策を講じれば安全・安心な大会が開けることを世界に示すこと」と説明。高橋氏は「パラリンピックを通じて人々が気づきを得、社会変革のきっかけになる機会を逃したくない」と強調した。田中氏は「なぜ今開くのか、政府が発信し続けていくことが今後も必要になる」と指摘した。

選手のコロナ禍による影響について、栗原氏は練習機会の減少や生活習慣の乱れ、精神状態の変化により「(筋肉量や体脂肪率など)体組成が大きくぶれる選手もいた」とした。

選手へ代表の辞退やオリンピックへの反対を求める声が寄せられていることに対しては、中村氏は「多様性が求められる中でそれぞれの人の立場を尊重しなければならない。向き合ってコミュニケーションをとる大切さを再認識した」と話した。

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