この記事は会員限定です東京ガス、エネ需給逼迫下のLNG売却 問われる「対価」
向野崚
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東京ガスがオーストラリアの液化天然ガス（LNG）権益を売却することを決めた。ロシアによるウクライナ侵攻で、経済安全保障の観点からもエネルギー確保が注目を集める中での権益売却。小売り自由化で経営効率が下がり、脱炭素への対応も迫られるなか、売却で受け取る3000億円を超える「対価」を得られるかが問われている。
今回売却を決めたのはオーストラリアに5つ持つLNG権益のうち4つ。海外事業の拡大を目指し、...
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