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KHネオケム、エアコン向け機能品原料の生産能力を5割増 

化学メーカーのKHネオケムは、エアコン部品に使う潤滑油原料の生産能力を2024年度までに21年度比5割引き上げる。95億円を投じ、現状設備の更新やライン増設を実施する方針。世界的にエアコン需要は伸びる見通しだが、冷媒として使用するフロンは環境規制の強化で代替が進む。同社は「代替フロン」に対応した製品で需要を取り込む。

KHネオケムはコンプレッサーというエアコンの室外機部品の回転を補助するための潤滑油原料である化学物質を千葉工場(千葉県市原市)で生産している。コンプレッサーは、室内外を循環して熱を運ぶ冷媒を圧縮している。原料は国内の潤滑油メーカーや、中国や米国などに輸出している。同社はこの原料で世界シェアの過半を握る。

冷媒は空気の温度を整えるために室外機と室内機を循環する化学物質で、従来はフロンガスが主流だったが、環境規制の強化から温室効果を抑えた「代替フロン」への転換が進む。同社が増産する潤滑油原料は、この負荷の低い代替フロン向けだ。

エアコン需要は世界的に伸びる見込みだ。国際エネルギー機関(IEA)によると、新興国の経済成長に伴い世界のエアコン需要は50年に現在の約3倍の56億台まで増える見通し。さらに中国やアメリカなどエアコン需要が旺盛な国でも、国際的な環境規制への対応が進むとみられ、代替フロンの需要を押し上げそうだ。

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