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住友商事、ゲノム編集の新興と資本業務提携

住友商事はゲノム編集の研究開発を手掛けるスタートアップのセツロテック(徳島市)と資本業務提携を結んだと発表した。住商の出資額は数億円とみられる。セツロテックはゲノム編集を用いて動植物の品種改良を早める技術を持つ。資本業務提携を通じ、2025年内をメドに豚などの農畜産物の新品種の開発や販売をめざす。

セツロテックは徳島大学発のスタートアップで、17年に設立された。製薬会社や大学の研究室向けにゲノム編集したマウスや培養細胞などを提供する事業や、ゲノム編集技術を用いた農畜産物の新品種を開発する受託事業などを手掛けている。

ゲノム編集は生物が持つ遺伝子情報を書き換えて、生物の形質を変える技術だ。外から新たに遺伝子を入れる「遺伝子組み換え」と異なり、自然界でも起こりうる突然変異を意図的に起こす手法で、生態系への影響も少ないとされている。これまで数十年の時間を必要としていた動植物の品種改良も、わずか数年でできるという。

ゲノム編集技術を活用できれば、糖度などを高めた高品質な食品の生産や耐病性の高い動植物の育成につなげられる。耐病性が高められれば、食の安全保障の確保に貢献できる可能性もある。

住商は欧州に拠点を置くコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)を通じてゲノム編集技術を持つ英国のスタートアップに出資したほか、22年4月には農業や畜産業における新規事業開発を担う新組織を立ち上げるなどの取り組みを進めている。セツロテックとの協業による新品種の販売を通じて、国内外の市場開拓を進める。

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