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清水建設、AIで伝統建築の火災を早期消火 旧渋沢邸から

清水建設は26日、伝統建築などの火災対策として、人工知能(AI)を用いた検知・消火システムを開発したと発表した。監視カメラの映像をAIが分析して火災を初期で発見し、出火箇所を特定して集中的に放水する。従来の熱や光を感知するセンサーより早く対応できる。東京・江東の自社イノベーション拠点に移築する「旧渋沢邸」に導入する。

開発した防災システムは、AIによる監視カメラの映像分析で火災の早期発見が可能なうえ、放水ノズルを扇形にすることで放水時の水圧を抑え、建物の損壊も防ぐ。旧渋沢邸では建物周辺に監視カメラ15台程度、放水ノズルを60台設置する。消火用の水は、庭の池の下に埋設したタンクにためる。

著名人が住んでいた建物を復元・保存する動きが活発になる一方、フランス・パリのノートルダム大聖堂や、那覇の首里城など、国内外で伝統文化財の火災も相次いでいる。伝統的な建築物の防火対策の重要性が高まっている。「日本資本主義の父」といわれる渋沢栄一は清水建設にゆかりがある。同社は旧渋沢邸を青森県から都内に移築するにあたって同システムを適用した。今後、他の文化財の保全対策での適用拡大をめざす。

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