ミニストップ全店、ソフトクリームに食べられるスプーン

ミニストップは6月9日から店内で提供するソフトクリームのスプーンをプラスチック製からコーン製に切り替える。2022年5月から一部店舗でコーン製スプーンを導入していたが、食べやすい形に改良し全国約1800店で提供を始める。切り替えによって年間でプラスチックは約44トン、二酸化炭素(CO2)排出量は約120トン削減できる。
これまで導入していたコーン製スプーンは円すい型で、通常のスプーンと比べて食べにくかったり、子どもなどがトッピングと捉えて先に食べてしまったりするケースも見られた。今回、従来のプラ製スプーンと同じ形状にすることで使いやすくした。小麦や大豆アレルギーのある顧客に対しては引き続きプラ製スプーンを提供する。
ミニストップは30年までに使い捨てプラスチックの使用量を18年度比で50%削減する計画だ。既に店内調理の弁当など一部商品の容器をプラスチックから紙製に切り替えている。今後はほかの製品の容器についても切り替えを検討していく。