ソフトバンクG、英アーム売却が難航 独禁当局の壁厚く
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ソフトバンクグループ(SBG)による英半導体設計大手アームの売却が難航している。米半導体大手エヌビディアに保有するアーム株を最大400億ドル(約4兆5500億円)で売却する計画だったが、米連邦取引委員会(FTC)が反トラスト法(独占禁止法)に基づき差し止めを求める訴訟を起こすなど、各国の独禁当局は売却に対し厳しい姿勢を崩さない。当初見込んだ2022年3月をめどとする売却完了は難しくなっている。...
ソフトバンクグループ(SBG)による英半導体設計大手アームの売却が難航している。米半導体大手エヌビディアに保有するアーム株を最大400億ドル(約4兆5500億円)で売却する計画だったが、米連邦取引委員会(FTC)が反トラスト法(独占禁止法)に基づき差し止めを求める訴訟を起こすなど、各国の独禁当局は売却に対し厳しい姿勢を崩さない。当初見込んだ2022年3月をめどとする売却完了は難しくなっている。...