C.H.C.システム、東京電機大・東海大と室内環境の研究

空調機器の製造・販売などを手がけるシー・エイチ・シー・システム(C.H.C.システム、東京都町田市)は、室内環境や匂いなどについて東京電機大学や東海大学と共同研究を始めたと発表した。期間は2025年まで。室内温度や湿度、二酸化炭素(CO2)濃度、匂いによって、仕事の生産性がどのように変わるかなどを定量的に調べ、商品開発につなげる。
東京電機大の西川雅弥准教授の研究室と、東海大の山川智教授の研究室と共同研究を進める。東京電機大とは建物の設計時と実際に人が使った場合に、どの程度室内環境に差があるのかを大学や店舗で実証する。東海大とは匂いの強さや種類によって、人の仕事の生産性にどのような影響を与えるかを研究する。
C.H.C.システムは、専用機器を設置して室内のCO2濃度などを測るセンサーや、室内環境をコンサルティングするサービスを販売している。
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