ENEOS、ミャンマーのガス田権益撤退へ 軍政で継続困難
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ENEOSホールディングス(HD)はミャンマーの天然ガス採掘事業から撤退する方針を固めた。日本政府も出資するなど国を挙げたプロジェクトだったが、2月に三菱商事が撤退を表明していた。クーデターの発生後、人権弾圧を行っている国軍の収入源になっているとの批判が強まり、事業継続は困難と判断した。
ミャンマーでは前身の日本石油が1991年に権益を獲得し、南部沖にあるイェタグンガス田で2000年から生産を開...
ミャンマー国軍は2021年2月1日、全土に非常事態を宣言し、国家の全権を掌握したと表明しました。 アウン・サン・スー・チー国家顧問率いる政権を転覆したクーデターを巡る最新ニュースはこちら。