郷ひろみさん、デビュー50周年　ソニーで記念ライブ

ソニーグループ傘下のソニー・ミュージックエンタテインメントは29日、所属アーティストである郷ひろみさん（66）のレコードデビュー50周年の記念式典を東京都港区のソニーグループ本社で開いた。郷さんは1972年8月のデビューから半世紀にわたり所属レーベルでは「ソニー一筋」を貫いた。会場に訪れたファン約50人と共にデビュー50周年を祝った。

郷さんはソニー・ミュージックエンタテインメント傘下のソニー・ミュージックレーベルズ（東京・千代田）に所属する。1955年生まれで福岡県の出身。72年8月にシングル「男の子 女の子」でCBS・ソニーレコード（現ソニー・ミュージックエンタテインメント）から歌手デビューした。

29日の式典でソニー・ミュージックエンタテインメントの村松俊亮社長は郷さんのデビュー50周年について「高みを目指して追求し続けてきたプロフェッショナルイズムとエンターテイナーとしての魂の2つにつきる」と語った。

式典に続くライブで郷さんは「言えないよ」「2億4千万の瞳 -エキゾチック・ジャパン-」などの代表曲に加え、8月に発売した通算108枚目の「ジャンケンポンGO!!」を披露した。

郷さんはファンに「感謝という言葉しか浮かんでこない。50年間支えて頂いてどうもありがとう」と語った。ソニーに対しても「人と違うことをやるという素晴らしい体質があり、それが全社員に浸透していたと思う」と語った。