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キリン、ビールなど6~13%値上げ アサヒに追随

キリンビールは25日、ビールや缶チューハイなどの酒類278品目を値上げすると発表した。10月1日から卸向けの納品価格を改定する。店頭価格はビールや缶チューハイで6~13%上がる見込み。輸入洋酒は7~17%値上がりする。原材料価格などの高騰を反映する。ビール値上げではアサヒビールも10月からの実施を発表済みで、競合他社も追随する見通しだ。

値上げするのはビールの「キリン一番搾り生ビール」をはじめ「本麒麟(きりん)」など第三のビールや発泡酒を含むビール類、「氷結」などのチューハイ、ノンアルコール飲料など。ビール類やチューハイに限ると、同カテゴリーの87%にあたる222品が値上げになる。家庭用ビールの値上げは2008年2月以来14年ぶり。業務用ビールも18年4月以来となる。クラフトビールや高価格チューハイなど一部の高付加価値型の商品は価格を据え置く。

キリンホールディングス(HD)は原材料や物流費用の高騰などで22年12月期に前期比320億~350億円のコスト増を見込む。期初予想は140億円だったが、想定を上回る原料高で180億~210億円を積み増した。キリンHDは「ロシアのウクライナ侵攻による燃料の高騰や、北米エリアでの人件費の高騰も影響している」と話す。

ビールの値上げではアサヒがビールや缶チューハイなどの酒類162品目を10月から値上げすると表明している。ビールなどの嗜好品は小麦や食用油などの生活必需品と異なり、値上げによる消費者離れも起きかねない。それでも想定以上の原料高で値上げを余儀なくされた形だ。

原材料の高騰に悩むのは競合他社も同様だ。ビール類でキリンとアサヒを合わせた国内シェアは7割超にのぼる。大手2社の値上げで競合他社にも値上げが広がる可能性が高まっている。

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