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三菱ケミG、MMAの英生産終了へ 欧州エネルギー高で

三菱ケミカルグループは24日、英国の生産拠点において、自動車のランプカバーなどに使われるアクリル樹脂原料の生産終了に向けた労使間協議を始めたと発表した。ウクライナ情勢を背景とした欧州でのエネルギー価格高騰や、欧州経済の減速による需要減を受けた判断。労使間協議を経て2023年1月に最終決定する。

生産終了を検討するのは、自動車のランプカバーや塗料、建材などに使うアクリル樹脂原料「MMA」の関連製品。同社はMMA生産で世界シェア3割超の首位メーカーで、英国工場のMMAモノマーの生産能力は同社世界全体(年産166万トン)の1割程度を占める。同工場で手掛けるリチウムイオン電池向け電解液の生産は続ける。

英国工場のMMA生産設備は1月から定期修理により停止していた。当初は5月の再稼働を予定していたが、エネルギー価格高騰や自動車生産抑制などによるMMA需要の減少により再稼働を延期してきた経緯がある。

従来、英国工場は欧州市場向けのMMAを生産してきた。現在、同工場は停止中のため欧州の顧客向けにはサウジアラビアなどにある生産拠点から供給している。英国での生産終了後もサウジなどから欧州向けに供給を継続する。

生産終了に伴い解雇の対象となる可能性がある従業員は最大で約240人になるという。業績への影響については「現在、精査中」(三菱ケミカル)としている。

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