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世界のユニコーン誕生数、過去最多に 21年4~6月

CBINSIGHTS
新型コロナウイルス下でも、世界のスタートアップ企業への投資マネーの流入が続いている。2021年4~6月のスタートアップの資金調達額は過去最高になり、新たに誕生したユニコーン(企業価値10億ドル以上の未上場企業)の数は前年同期の6倍近くに増えた。特に米国では新規ユニコーンの数が他国に比べて大きく増えている。
日本経済新聞社は、スタートアップ企業やそれに投資するベンチャーキャピタルなどの動向を調査・分析する米CBインサイツ(ニューヨーク)と業務提携しています。同社の発行するスタートアップ企業やテクノロジーに関するリポートを日本語に翻訳し、日経電子版に週2回掲載しています。

21年4~6月期のスタートアップによる資金調達額は過去最高に達し、世界で136社のユニコーンが新たに誕生した。新規ユニコーンの数は前年同期の23社から6倍近く増え、20年通年の128社をすでに上回った。

ベンチャーキャピタル(VC)マネーの急増により、21年1~6月期の新規ユニコーンの企業価値は平均16億ドルと、16年の12億ドルから33%増えた。

21年4~6月期に最も企業価値が高かったユニコーンは、動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を運営する中国の北京字節跳動科技(バイトダンス、企業価値1400億ドル)だった。米オンライン決済企業のストライプ(950億ドル)、米宇宙開発スタートアップのスペースX(740億ドル)、スウェーデンの後払い決済サービス、クラーナ(456億ドル)、米食品配達のインスタカート(390億ドル)が続いた。

21 年4~6月期の世界のユニコーン企業価値上位10社

会社名
 地域・国/業界
企業価値
1北京字節跳動科技(バイトダンス、ByteDance)
 アジア・中国/モバイルソフト・サービス
1400億ドル
2ストライプ(Stripe)
 北米・米国/ネットソフト・サービス
950億ドル
3スペースX(Space X)
 北米・米国/航空宇宙・防衛
740億ドル
4クラーナ(Klarna)
 欧州・スウェーデン/ネットソフト・サービス
456億ドル
5インスタカート(Instacart)
 北米・米国/モバイルコマース
390億ドル
6ヌーバンク(Nubank)
 中南米・ブラジル/モバイルソフト・サービス
300億ドル
7エピックゲームズ(Epic Games)
 北米・米国/ゲームソフト
287億ドル
8データブリックス(databricks)
 北米・米国/ネットソフト・サービス
280億ドル
9リビアン(Rivian)
 北米・米国/自動車製造
276億ドル
10バイジューズ(Byju's)
 アジア・インド/ネットソフト・サービス
165億ドル

21年4~6月の新規ユニコーンの大半は米国に拠点があり(76社)、アジア(33社)、欧州(17社)、カナダ(7社)、中南米・カリブ海諸国(2社)の順に続いた。米国の21年1~6月期のユニコーンの誕生数は148社と他の地域よりも突出して多い。

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