長期の就業体験コーオプ教育 「企業知り早期離職防ぐ」
東京工科大学学長 大山恭弘氏
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多様で柔軟な人材活用の必要性が増している。仕事内容のミスマッチなどを理由に新卒社員の約3人に1人が就職後3年以内に離職している。中小企業などへの中長期の本格的な就労体験を教育に取り込んで企業理解を促す「コーオプ教育」に取り組む東京工科大学の大山恭弘学長に、狙いや実績を聞いた。
――コーオプ教育とはどんな活動ですか。
「欧米は20世紀初頭から取り組んでいる。学内の授業と学外の就労体験を交互に繰り返...
