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神鋼と三菱マ、銅管事業から撤退 国内ファンド系に譲渡

神戸製鋼所三菱マテリアルは24日、共同出資している銅管事業会社の全株式を投資ファンドの丸の内キャピタル(東京・千代田)の特別目的会社(SPC)に譲渡すると発表した。給湯の配管などに使う銅管は海外製品などとの競争が激しい。収益貢献の小さい銅管事業から撤退し、自動車向けなどの成長分野に経営資源を振り向ける。

神戸製鋼が55%、三菱マテリアルが45%出資するコベルコマテリアル銅管(東京・新宿)の全株式を丸の内キャピタルのSPCのエムキャップ七号が取得する。神鋼と三菱マテは公正取引委員会の独占禁止法に関わる認可を得たうえで22年3月31日に株式を譲渡する予定だ。株式価値と負債を合わせた企業価値は約120億円と算出しているが、譲渡額は確定していない。

神戸製鋼は株式譲渡に伴い2022年3月期に約70億円の特別損失を計上する見込み。業績予想の修正が必要な場合は速やかに公表するとしている。

コベルコマテリアル銅管は空調用や建築・給湯用の銅管の製造・販売を手がける。21年3月期の最終損益は5億円の赤字だった。同社を巡っては19年に別のファンドのSPCに株式を譲渡することを発表していたが、新型コロナウイルスの影響で業績見通しが不透明となり、20年12月に売却を中止していた。

神戸製鋼所は同日、90%出資する銅管子会社の神鋼メタルプロダクツ(北九州市)の全株式を丸の内キャピタルの同SPCに譲渡すると発表した。株式譲渡は22年3月31日を予定。神戸製鋼は2つの子会社の譲渡で、三菱マテはコベルコマテリアル銅管の譲渡で、ともに銅管事業から撤退することになる。

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