三菱商事、EV充電スタートアップのユアスタンドに出資
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電気自動車(EV)充電サービスのスタートアップ、ユアスタンド(横浜市)は24日、三菱商事から出資を受けたと発表した。三菱商事の出資額や出資比率は明らかにしていない。三菱商事を引受先とし、第三者割当増資をする契約を2022年12月23日に結んだ。
23年1月20日に業務提携契約も結んだ。ユアスタンドの設備導入や運用ノウハウと三菱商事の販売力を生かし、拡販する。サービス利用で得たビッグデータの活用方法も探る。ユアスタンドは18年設立で、マンションやアパートなど集合住宅のEV充電設備導入や運用を手がける。
総務省によると、マンションなど集合住宅に住む世帯の割合は日本全体で約4割を占める。一方、EV購入者のうち集合住宅に住む人の割合は1割程度にとどまるという。自宅敷地内に充電環境が整っていないため、EV購入をためらう人も多くいるもようで、両者は充電環境整備の需要が大きいとみている。
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