東芝、解体回避し成長戦略を再考 出資企業との連携カギ
東芝再編 非公開化へ㊦
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東芝の成長戦略は投資ファンド傘下で練り直すことになった。アクティビスト(物言う株主)の圧力で事業を切り売りし続ける「解体」は、買収が成立すれば回避される。過去の経営危機時に半導体メモリーや医療機器などの成長事業を手放しており、残る産業インフラや電子部品の拡大やデータ関連での新事業育成がカギとなる。
23日に決めた株式非公開化の買収提案受け入れ。その裏で「プランB」の検討も進んでいた。概要は「一部...