スズキ、12月と1月の夜勤を一部取りやめ 部品不足で

スズキは23日、12月と2022年1月の計6日間、湖西工場(静岡県湖西市)の一部ラインの夜勤を取りやめると発表した。東南アジアで新型コロナウイルスの感染が拡大し、部品の調達が滞っているため。軽自動車「スペーシア」や「ハスラー」などの生産に影響が出る。
12月27~29日、1月6~8日の夜勤を取りやめる。スズキは12月、湖西工場の一部ラインと相良工場(静岡県牧之原市)でそれぞれ1日ずつ操業停止したが、部品不足の影響が長期化しているため、夜勤取りやめで生産調整する。
スズキは11月、2022年3月期の生産台数の見通しを従来計画から29万9000台引き下げた。今回の夜勤取りやめの影響は織り込み済みで、見通しに変更はないという。
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