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宇部興産の純利益微減 前期上方修正、ナイロン原料市況改善

宇部興産は23日、2021年3月期の連結純利益が前の期比微減の229億円になったと発表した。従来予想は43%減の130億円で、減益幅が大幅に縮小した。ナイロン材料の市況改善や余剰電力の販売価格上昇が寄与した。

売上高は8%減の6138億円で、従来予想の5920億円を上回った。自動車生産の回復で、合成ゴムやナイロンの販売が堅調だった。

ナイロン製品の原料となるカプロラクタムの価格は秋ごろから上昇が続いている。冬物衣料向けの需要が高まる時期にアジア全体で工場の定期修理や生産トラブルが重なり、カプロラクタムの需給が引き締まった。川下のナイロンの価格も上昇し利益を押し上げた。

冬場の気温が平年よりも低く、国内の電力需給が逼迫したことで、余剰電力の売電価格が想定より高くなったことも利益増に貢献した。

在宅勤務の広がりを背景に、ディスプレー基板に使うポリイミド樹脂の出荷も順調だった。足元では自動車タイヤ向けの合成ゴムや、軽量化目的で内装や部品に使うナイロンの出荷が堅調に推移している。

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