八重洲ブックセンター本店、きょう閉店　大型書店先駆け

八重洲ブックセンター本店（東京・中央）が31日、周辺の再開発のため営業を一旦終了し、44年の歴史に幕を閉じる。電子書籍やインターネット通販の普及で書店の存在感が薄れるなか、大型書店の閉鎖や建て替えが相次ぐ。大ターミナル駅前に構える大型書店の先駆的存在として、文化発信のあり方を築いてきた同店は、新本店開業を見据えて情報発信を続ける。

「喫茶スペースで作家と編集者が打ち合わせをしていて、自分も小説家...