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三協立山、一時15%高 アルミ形材の需要回復

銘柄診断

23日の東京株式市場で建材販売の三協立山株が急伸した。一時前日比122円(15%)高の926円まで上昇し、年初来高値をつけた。22日に2021年5月期の業績予想の上方修正を発表。業績改善を評価した個人投資家を中心に買いが集まった。一方で足元の事業環境を踏まえ、市場からは今後の株価上昇に懐疑的な声が漏れた。

終値は94円(12%)高の898円。東証1部の値上がり率ランキングで2位に入った。

三協立山は戸建て住宅向けの建材、車や機械向けのアルミニウム形材を扱う。22日、21年5月期の連結営業利益が前の期比2.2倍の45億円になりそうだと発表した。従来予想は25億円。コロナ禍で低迷していた住宅の建設需要、機械や自動車向けのアルミ形材市場が想定以上に回復。出張費などコスト削減も寄与する。

立花証券の入沢健氏は「長期保有の機関投資家は織り込み済み。大幅増益に反応した個人投資家が購入したのではないか」とみる。

PBR(株価純資産倍率)は0.3倍台と解散価値の1倍を大きく下回る。足元ではアルミ地金や木材の価格が上昇しており、22年5月期はコスト圧力が懸念される。いちよし経済研究所の内藤佑介氏は「株価上昇が続くかどうかは慎重にみている。利益を出すには値上げなどが必要になるだろう」と予想する。

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