ホンダ、稼げぬ四輪 EV新戦略に秘めたミッション
田辺静
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ホンダが打ち出した電動化戦略への株式市場の反応が鈍い。12日、2030年までに30車種の電気自動車(EV)を投入すると表明したが株価は動かず、午前中の発表を受けた同日の終値は前日比5円安となった。背景にあるのが高い研究開発費が重荷となる四輪事業の収益力の低さだ。脱炭素実現に向けた新戦略は稼げる四輪への転換というミッションも秘める。
「(脱ガソリンを宣言した)21年4月からずっと達成手段を考えてき...
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