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東京製鉄、税引き益4.8倍 今期単独、製品値上げ進む

東京製鉄は22日、2022年3月期の単独税引き利益が前期比4.8倍の280億円になりそうだと発表した。製品値上げが進んで販売価格が想定を上回り、鉄スクラップなど原料の価格上昇分を吸収して利幅が改善する見通しで前回予想を90億円引き上げた。22年3月期業績の上方修正は2回目となった。

売上高は94%増の2740億円となる見通しだ。前回に上方修正を発表した7月時点では売上高は2440億円を見込んでおり、300億円引き上げた。

鋼材需要が回復したうえ、値上げも浸透していることが上方修正の理由だ。東鉄は21年10月~22年3月の鋼材販売単価の見通しを、7月時点の予想から10%引き上げ、1トン10万6800円とした。従来想定より値上げが進んだためだ。

一方で原料の鉄スクラップは高値が続くものの、同じ21年10月~22年3月の調達価格の見通しは、7月時点の予想から6%増の1トン5万5000円にとどまる。原材料高を製品価格の上昇で吸収できるとみており、利幅の改善を業績予想に織り込んだ。都市開発や物流倉庫の新設など、建築向けの需要増加も追い風となって全体の業績を押し上げる。

22日発表した21年4~9月期の単独税引き利益は前年同期比3.1倍の104億円、売上高は72%増の1161億円だった。鋼材販売量の拡大に加え、利幅の改善やコスト削減が寄与した。年間配当予想を25円と、従来予想から9円引き上げるとも同日発表した。

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