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川崎汽船、22年3月期純利益を上方修正、2期連続最高へ

海運株は大幅高

川崎汽船は22日、2022年3月期の連結純利益が前期比75%増の1900億円になる見通しだと発表した。従来予想を1550億円上回り2期連続の最高益となる。コンテナ船の荷動きや運賃市況が当初の想定を大きく上回っており、利益を押し上げる。商船三井も21日に上方修正を発表済みで、22日は海運株が軒並み急騰した。

川崎汽船や日本郵船、商船三井が共同出資するコンテナ船事業会社「オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)」の持ち分法投資損益が回復。経常利益が2.2倍の2000億円と従来予想を1550億円上回る。

コンテナ船の荷動き増加や運賃高騰は想定を超えて長引いている。川崎汽船は5月に「7月以降には運賃が下落する」とみていたが、7~9月期には米国のクリスマスシーズンに向けた輸送のピークを迎え、高止まりする可能性が高い。

ONEの好調という海運3社に共通する理由で商船三井が21日に業績を上方修正したことから、商船三井、川崎汽船、日本郵船の22日終値の前日比上昇率はそろって10%を上回っている。

新型コロナウイルスからの世界経済の急回復で、海上輸送の需要増は当面続く可能性がある。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘氏は「世界のサプライチェーンの混乱が収束しない中、運賃高騰は続きそう。海運株は21年後半にかけて高止まりする可能性がある」と指摘する。

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