東京ガス、総還元性向5割→4割に下げ 脱炭素投資かさむ
[有料会員限定]
東京ガスは22日、2023年度から始まる3カ年の中期経営計画で、連結純利益に占める配当と自社株買いの合計額の比率「総還元性向」の目標を5割から4割に引き下げると発表した。同社は22年3月期に約15年維持した総還元目標を引き下げたばかり。脱炭素投資のための現金を確保する狙いだが、発表後には東ガス株が急落した。
4月1日付で社長に就任する東ガスの笹山晋一副社長は「ウクライナ危機を含め事業環境のボラテ...
関連企業・業界
企業: