ラバブルマーケティングG、タイの販促企業を子会社化へ
ラバブルマーケティンググループは22日、マーケティング支援を手掛けるタイのDTK ADを子会社化すると発表した。取得する株式の金額は非公開。市場拡大が見込める東南アジアへの進出を通じ、海外におけるSNS(交流サイト)マーケティング関連事業や訪日外国人向けのプロモーションを強化する。
DTK ADは東南アジア地域でインターネット広告やSNSマーケティング事業などを手掛ける。ラバブルマーケティンググループの林雅之社長は「広告市場が成熟化する中で海外展開は必要だと考えていた。顧客単価や顧客数を増やして事業成長につなげたい」と話す。
今後は人工知能(AI)や次世代インターネットの「Web3」に関連する事業を東南アジアで展開するほか、タイ以外の国での事業提携も検討する。