ソニーG、複合経営で生んだ3兆円超の「プレミアム」
伴正春
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ソニーグループが、複合経営企業の市場評価で各事業の価値の合計を下回る「コングロマリット・ディスカウント」の壁を乗り越えつつある。推計した総事業価値は14兆7000億円と、現在の時価総額の方が22%高かった。かつて米投資ファンドに「分割」を迫られたエンタメ領域を中心に事業間のシナジー(相乗効果)が生まれ、複合経営だからこその高い競争力につなげている。
欧州の年金基金などを顧客に持つ仏系資産運用会社...
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