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久光製薬、1年半ぶり安値 薬価引き下げを懸念

銘柄診断

22日の東京株式市場で久光製薬株が一時、前日比110円(3%)安の4235円まで下落し、年初来安値を更新した。約1年半ぶりの安値水準だ。国内の薬価引き下げが収益を圧迫するうえ、新型コロナウイルス禍によるインバウンド(訪日客)の落ち込みが貼り薬販売の逆風になるとの懸念から売りが続いた。

終値は前日比95円(2%)安の4250円だった。国内での事業環境の厳しさが引き続き意識されている。医療用貼り薬は薬価の引き下げが続いており、2022年2月期の連結純利益は99億円と感染拡大前の20年2月期から5割減となる見通しだ。

渡航制限の長期化で訪日客消費も消失し、一般向け貼り薬「サロンパス」の販売が減速するなど成長戦略の見直しを迫られている。楽天証券の窪田真之氏は「訪日客消費は当分回復が見込めず、関連銘柄も買いづらい」と指摘する。

先行きに不透明感が漂うなか、同社は17日に26年2月期を最終年度とする中期経営計画を発表。米国でサロンパスの新製品を投入するなど海外販売を強化し、連結売上高を21年2月期(1145億円)を基準に年平均5%以上伸ばす目標を掲げた。

市場では「アジア以外は貼り薬が普及しておらず、啓蒙が必要」(東海東京調査センターの赤羽高氏)との声も多い。

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