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ヤマハ発動機が株主総会、脱炭素へ「電動化以外も本気」

ヤマハ発動機は22日、静岡県磐田市内の本社で定時株主総会を開いた。脱炭素に向けた電動化以外の水素エンジン開発などへの取り組みの本気度を問われ、丸山平二取締役上席執行役員は「考えられる手段はすべて本気で取り組んでいる」と強調した。

特に重量やコストの制約で電動化が難しい大型バイクや出力の大きい船外機などは、水素や合成燃料などの活用も視野に入れて脱炭素を実現する考えを改めて示した。

日高祥博社長は「電動スクーターなどの開発スピードを上げていく」と意気込んだ。ただ、その一方で、欧州や日本などでリースを始めた電動スクーター「E01」の量産については利用者の意見を基にモデルの検討と開発に着手しているとの言及にとどめた。

剰余金の配当など議案は全て原案通り承認可決した。所要時間は85分(昨年は80分)。会場の出席株主は62人(同38人)で、オンライン出席者は約180人だった。新型コロナウイルスの影響で22年までは会場での出席は事前予約制だったが今回から予約制を撤廃した。招集通知の電子化は今回から始めた。

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