「投資を見送らせていただく」 上場先送りの新興企業も
冬のスタートアップ(2)
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「投資は見送らせていただく」。夏、学習動画配信を手掛けるSchoo(スクー、東京・渋谷)の最高財務責任者(CFO)の中西勇介は、ベンチャーキャピタル(VC)からの連絡に緊張した。
赤字事業で債務超過のリスクを回避するため資金調達に奔走してきたが、期待するVCから断られた。「やはり来たか」。中西は厳しい表情を浮かべた。
いつかこうした事態が訪れるかもしれない──。そう察知したのは1年前だった。...
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