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iPhone13発売、静かな初日 携帯大手はイベント見送り

発売された新型スマートフォン「iPhone13」シリーズ(24日午前、東京都千代田区のアップル丸の内)

米アップルの新型スマートフォン「iPhone13」シリーズが24日、発売された。新型コロナウイルス対策で、直営店では2020年に続き事前予約者の受け取りが中心となった。NTTドコモやKDDIなど携帯大手4社も発売イベントの開催を見送り、例年より静かな発売日となった。iPhoneは国内で新規購入の半数を占める人気のスマホだが、価格上昇に加え前機種からの変化が乏しいこともあり、どれだけの購入につながるかが注目される。

アップルストアの丸の内店(東京・千代田)には、午前8時の開店前に10数人が「密」を避けるため間隔を空けて列を作った。アップル側はコロナ対策のため、朝の受け取りは事前予約制とし、人数も絞った。アップル日本法人によると、表参道店(東京・渋谷)では開店前に100人近くが並んだという。

20代会社員の男性は丸の内店で最新機種「13Pro」を受け取った。毎年最新機種に買い替えているといい、店頭受け取りを選んだ。今回は特に「映画のようにピントが切り替わるカメラの機能に期待している。日常生活や旅行先で動画を撮りたい」と笑顔で話した。

iPhoneは最新機種の価格が年々上昇傾向だ。定価13万4800円の「ProMax」を購入した大学生は「高い買い物だが、下取りなどでやりくりしている」と話す。会社員の男性(49)は「10万円超えを毎年買い替えるのはきつい」と、iPhone購入を見送る代わりにiPadの新作を買った。

新型スマートフォン「iPhone13」シリーズが発売され、列を作って直営店に入る人たち(24日午前、東京都千代田区の「アップル丸の内」)

アップル直販と別に、携帯大手4社も同日「13」シリーズを発売したが、芸能人を招くなどのイベントは開かなかった。KDDIは20年はオンラインイベントを開いたものの、21年は開催を見送った。楽天モバイルは4月からiPhoneの取り扱いを始めているが、新機種の発売は今回が初めてとなる。

イベント開催見送りの背景にはコロナ対応のほか、iPhone13の話題性が欠く事情もある。20年発売の「12」は初めて高速通信規格「5G」に対応したが、「13」はカメラ性能を向上させたものの、これまでの機能や性能を踏襲する面が強かった。ある携帯幹部は「20年は4Gから5Gへの移行でアピールできたが、21年は販促で昨年機種と差異化できない」と話す。

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