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光ファイバーの伝送容量10倍 NTT、6Gの基盤に

NTTは主力の通信事業に使う光ファイバーで、現在商用化されている最高水準のファイバーと比べ、光信号の伝送容量が10倍の伝送実験に成功した。次世代通信規格「6G」の地上インフラや、光伝送技術を活用した次世代通信網「IOWN(アイオン)」を実現するための基盤技術に育てる方針だ。

光ファイバー上で、光信号を映画1000本分程度に相当する毎秒2テラ(テラは1兆)ビットで240キロメートル伝送する実験に成功した。

スマートフォンやパソコンでインターネットに接続する際は、光ファイバーを束ねた海底ケーブルや陸上の通信網で光信号を伝送し、情報をやりとりしている。現在のファイバーで伝送できる光信号は1つの波長につき、毎秒200ギガ(ギガは10億)ビット程度だが、6Gなどを実現するには、光ファイバーでより多くの光信号を伝送できる技術が必要だ。

電気信号を光信号に変換する際、専用の増幅器を用いて光の振幅を細かく分けられるようになり、伝送容量を増やせるようになった。デジタルの信号処理を改善したことも、大容量化につながった。

6GやIOWNはコネクテッドカー(つながる車)や遠隔医療、仮想空間「メタバース」などが一段と普及するのに欠かせない。今回の成果を、ファイバーに通す光の波長を多くしたり、光の通り道となるコアを複数にしたりする別の技術と組み合わせることで、海底ケーブルや陸上の通信網で送受信できる情報量を増やす。

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