日本製鉄、君津と社長の決断 ものづくり記まとめ読み
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高度成長期のさなか、日本製鉄の前身のひとつ、八幡製鉄の最新鋭製鉄所として産声を上げた君津製鉄所(現東日本製鉄所君津地区)。業界再編や中国勢の台頭などの荒波にさらされながらも、60年近く世界競争を生き抜いてきました。日経産業新聞の連載企画「ものづくり記」第2部では君津を舞台に、働く者や経営者が何を考え、決断を下してきたのかに迫りました。
(1)日本製鉄「高炉屋」の魂 水素で未来ひらく
東京ドーム220個分もの敷地を誇る君津製鉄所。東門から車を走らせること15分。赤茶けたサビに覆われた工場群の端に立っているのが、「水素製鉄」の試験高炉だ。鉄鋼の未来を担う水素製鉄を巡る「高炉屋」の知られざる物語に迫る。...
東京ドーム220個分もの敷地を誇る君津製鉄所。東門から車を走らせること15分。赤茶けたサビに覆われた工場群の端に立っているのが、「水素製鉄」の試験高炉だ。鉄鋼の未来を担う水素製鉄を巡る「高炉屋」の知られざる物語に迫る。...
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