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HUグループ、アルツハイマー認知症診断補助薬承認

腫瘍マーカーの検査などに使われている装置で測定する

臨床検査受託大手のH.U.グループホールディングスは21日、アルツハイマー型認知症の診断を補助する試薬について厚生労働省の製造販売承認を取得したと発表した。子会社の富士レビオ(東京・新宿)が10月をめどに国内で発売する。肝炎や腫瘍マーカーの検査に使われている同社の装置で約30分で測定できる。

アルツハイマー病の原因物質とされるたんぱく質「アミロイドベータ」の脳内の蓄積量を脳脊髄液中の濃度から推定する。2種類のアミロイドベータの濃度を比べることで、アルツハイマー病が疑われる患者の脳内のアミロイドベータ蓄積量を評価できる。

これまでも同様の試薬が研究目的で使われてきたが、患者の診断目的で使うための承認を取得した例は国内初という。測定に使える富士レビオの装置は全国の医療機関などに約1200台が設置されている。

米食品医薬品局(FDA)は6月、エーザイと米バイオジェンが共同開発したアルツハイマー型認知症治療薬「アデュヘルム(一般名アデュカヌマブ)」を承認した。今後、「日本でもアルツハイマー病の治療薬が承認されれば、診断薬の需要も増える」(H.U.グループホールディングス)と見込んでいる。米国ではこの試薬を2020年12月に承認申請済みで、優先審査の対象となっている。

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