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エチレン生産、1~6月は10.9%増 石油化学工業協会

オンラインで会見する石化協の和賀会長

石油化学工業協会(東京・中央)は21日、化学製品の基礎原料であるエチレンの1~6月の生産量が前年同期比10.9%増の312万4400トンだったと発表した。経済活動の復調を背景に、工業向け需要が回復してきた。同期間として2桁増は8年ぶり。2019年1~6月に比べても0.5%減となり、生産量は新型コロナウイルス禍前の水準に戻りつつある。

エチレンの6月の生産設備稼働率は93.3%だった。好不況の目安となる90%を13カ月連続で上回った。6月のエチレン生産量は、前年同月比10.4%増の46万1900トンだった。定期修理中のプラントが前年同月より1基少ない2基だったことが影響した。

石化協と塩ビ工業・環境協会がまとめた主要5樹脂の生産量(数量ベース)は、低密度ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)、塩化ビニール樹脂で前年同月を上回った。国内出荷は全ての樹脂が前年同月から増加した。フィルムや電線の被覆材向けが伸びた。

石化協の和賀昌之会長(三菱ケミカル社長)は今後の需要見通しについて「原料高を受けて各社が相次いで値上げをしているため、一部の顧客で前倒しで購入する動きが見られる。7~8月の動向を慎重に見極める必要がある」と語った。

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