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休日に2時間超の「遅寝遅起き」禁物 京都府立医科大学

京都府立医科大学の笹脇ゆふ助教や八木田和弘教授らは休日に平日と比べて2時間を超える「遅寝遅起き」になる人は、普段から睡眠の質が下がり日中に強い眠気を感じやすいことを明らかにした。京都府内の高校生約760人を対象に分析した。平日の睡眠不足に気をつけ、休日に睡眠時間帯が2時間を超えてずれないようにすることが、睡眠の質を高め学習効果などを高めるのに重要と考えられるという。

高校生に毎日の就寝時刻と起床時刻を記録してもらい、平日と休日とで睡眠時間帯の中央の時刻がどれほどずれるか調べた。併せて、普段の睡眠の質や日中の眠気の感じ方を質問票で調べて解析した。

休日の睡眠時間帯が平日と比べ2時間を超えて遅くなる人では、睡眠の質がとても悪いと判定された人が42%、日中に強い眠気のある人が51%にのぼった。一方、睡眠時間帯の遅れが1時間以内の人ではそれぞれ18%、30%と少なかった。遅れが1時間を超え2時間以内の人では、睡眠の質や日中の眠気との相関は見られなかった。

平日と休日の睡眠時間帯のずれは「ソーシャル・ジェットラグ」とも呼ばれる。体のリズムを調節する体内時計に影響を及ぼし、自律神経や体温などの変化のリズムを乱すことが他の研究で分かっている。今回の研究はソーシャル・ジェットラグと睡眠の質の低下の相関を示したにとどまるが、八木田教授は「大きなソーシャル・ジェットラグが睡眠の質の低下や日中の眠気を促すと考えるのが妥当だ」と指摘する。

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