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重機のVR遠隔操作、心理的負荷を測定 熊谷組

VRを使った建設重機の遠隔操作での心理的負荷を測定した(実証実験の様子)

熊谷組は立命館大学などと共同で、仮想現実(VR)を使って建設重機を遠隔操作する時に、操作者の心理的負荷や操作技術を測定する方法を開発した。操作者の体に付けたスマートデバイスで心拍数や体の振動を測定し、ストレスの度合いを算出する。操作者の心理的負荷に配慮しながら、作業時間を設定できるようにする。

VRでの遠隔操作はヘッドセットを装着し、重機の傾きや振動に連動して動く座席に座って作業する。今回の実証実験では操作者の体にスマートデバイスを付けて、心拍数や体の振動を測定し、ストレスの度合いを評価した。実験の結果、VRによる遠隔操作は、従来のモニター映像を使う操作よりも心理的なストレスが高いことがわかった。

実験で得たデータを使い、操作者のストレスに配慮しながら運転できる時間を計算する方法を生み出した。体への振動の強さが操作時のストレスに関係するため、振動を抑えることで体に負担がない範囲内での運転時間を設定できるようにする。

また、操作者の運転データを過去のデータと比較することで、操作技術が向上したかどうかなどの評価もできる。操作時のデータを蓄積し、今後実用化に向けた準備を進めていくという。

同社では2019年に、VRを活用して重機の振動や音を感じながら遠隔操作する技術を開発した。モニターでの遠隔操作よりも実際に重機に乗っている時の感覚に近くなるため、操作の効率や精度が高いという。一方で、モニターでの操作に比べて操作者への負荷が大きいという課題があった。

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