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NEC、AIによる異常予兆検知 サントリービール工場で

日経クロステック

NECは18日、サントリービールに対し、人工知能(AI)を活用して設備異常の予兆を検知するシステムを提供すると発表した。「サントリー〈天然水のビール工場〉京都」(京都府長岡京市)に新設する缶充填ラインで5月下旬の稼働開始を予定する。

設置した約1500のセンサーから得られる電流値や電圧値などの情報を制御システムで収集・分析し、モデル化する。予測されるデータの変化と実際のデータを比較することで、設備の異常を予兆段階で検知する。過程が分かるホワイトボックス型AIの特長を生かし、どこがどのような理由で異なるのかといった情報も示し、早期対処を支援する。

さらに充填機が設置されている部屋にマイクを設置し、音の特徴を調べることで早期の異常検知が可能かも検証する予定だ。

従来の大量製造現場では現場担当者が設備のセンサーデータを活用してしきい値による監視を実施しており、個々のデータの微細な変化を捉えるには経験やノウハウが必要となっていた。熟練した現場担当者のノウハウや経験を継承するとともに、熟練者でも気づきにくい異常を検知することで設備の安定稼働を支援し、生産ラインのデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させる狙いがある。

サントリーグループのIT(情報技術)関連会社サントリーシステムテクノロジー(大阪市)とともにプロジェクトを進めており、サントリーグループ各社への展開も見据える。

(日経クロステック/日経コンピュータ 外薗祐理子)

[日経クロステック 2022年2月18日掲載]

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