リンパ腫患者、コロナワクチンで抗体増えず 藤田医科大
[有料会員限定]
藤田医科大学の岡本晃直講師や冨田章裕主任教授らは20日、血液のがんである悪性リンパ腫の患者では、新型コロナウイルスのワクチンを2回打っても抗体がほとんど増えないとする研究結果を発表した。接種後も感染や重症化のリスクが高いため、家族など周囲の人の感染対策の徹底などが求められるという。
悪性リンパ腫は抗体を作る細胞「B細胞」などが、がん化する病気だ。研究チームは悪性リンパ腫を含むリンパ系腫瘍や骨髄系...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り297文字