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米バイオジェン、エーザイと開発の認知症新薬 半額に

(更新)

米バイオジェンは20日、エーザイと共同開発したアルツハイマー病治療薬「アデュヘルム」について、米国での価格を従来比で約50%値下げすると発表した。これまでは年間5万6000ドル(約630万円)と高額で、民間団体などから一部批判が出ていた。価格を大幅に下げることで、同新薬の普及を促す。

2022年1月から値下げする。平均体重74キログラムの患者の場合、年間の薬剤費は2万8200ドルとなり、6月に発表した従来の価格から大幅な値下げになる。共同開発するエーザイは「価格の改定により、新薬が使いやすくなる」とコメントした。

アデュヘルムを巡っては、米食品医薬品局(FDA)が6月、条件付きで製造販売を承認した。ただ、薬価を独自で試算する民間団体などが治療効果に対して高額な薬価を批判。価格の高さなどが足かせとなり、米国での販売実績は9月までで200万ドルにとどまる。

価格の引き下げにより患者の自己負担が大幅に減るほか、医療財政の負担増の軽減につながる。バイオジェンはアデュヘルムが米公的医療保険「メディケア」に採用されるなどの条件が整った場合、22年に約5万人の患者が治療を受けると想定する。

米国では条件付きで承認された一方で、欧州当局は承認の見送りを勧告している。厚生労働省の専門部会は22日、アデュヘルムの承認可否を議論する見込み。

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