三井物産、20代に成長託す 中核事業任せ昇格に道
商社進化論 第8部 主役は若手(2)
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三井物産が20代の社員でも重要な役割に抜てきする人事制度改革に踏み切った。入社4年目以上の若手に管理職が担ってきた重要な事業を任せ、実力次第では関連会社のトップ級にも就く。三井物産はエネルギー関連が主力で資源価格の動向に左右される事業モデルからの脱却が積年の課題だ。若手が早い時間軸で自身の成長を実感することで、新たな成長の種を作り出しやすい組織作りを目指す。
「モビリティー(移動手段)の脱炭素で...
